貯金の方法について調べていると、精神論や抽象的な事ばかりです。
それぞれ人によって経済状況が違うのでしょうがないですが、正直知りたいのは具体的な話ですよね?
どの銀行を使って?
どのくらいの割合でお金を?
どうやって貯めれば良いの?
そんな考えるのが面倒な事が真似するだけで解決できるよう、諸々の経済的な事情を20代の平均に合わせた、貯金のモデルケースを作成しました。
仕組みは一回作ってしまえば、後ですることは殆どありません。毎月一回銀行サイトを操作するだけ!自由時間が増えて、生活が豊かになっていくことが実感できるはず。
やる気になった時が始めどき、真似するだけで簡単に出来るので、是非短期間で、貯金の仕組みを完成させましょう。
1.5つの口座を準備しよう!
1.1銀行口座を準備しよう
まずは仕組みを作る下準備として、5つの口座を作っていきます。
5つも銀行口座を開くなんて面倒じゃん!と思った人はちょっと待って、5つの口座は作りますが、開く銀行口座はひとつでだけでOKです!
住信SBI銀行
住信SBIネット銀行なら「目的別口座」というものがあります。銀行口座を開くだけで、自分のメインの銀行口座とは別に、5つまで目的別口座でお金を管理する事が可能なんです!
複数の銀行で複数の口座を管理するなんて、複雑だし管理が面倒です。ただ、それがひとつの銀行で全て管理できるとしたら、出来そうな気がしてきませんか?
複数の口座といっても、全て一括でネット上の銀行サイトから簡単にお金を移動させることができますよ。
全部が自分の口座なので、振込手数料がかからないのも嬉しいですね!
1.2.1 生活費口座
では、早速5つの口座について説明していきたいと思います。
ひとつめは「生活費口座」です。
目的:一ヶ月以内に使うお金を管理する口座。
例 :公共料金、家賃、クレジットカード利用料の引き落とし。生活費として使う現金。
口座:住信SBI銀行のメイン口座 (給与振込口座がここになっているとベスト!)
金額:手取り給料の60%程度。
もし、給与の振込口座として住信SBIネット銀行を指定できない場合には、他の銀行口座からSBIネット銀行に手数料無料で指定金額を振り込んでくれる「定額自動入金」を利用しましょう。
こちらも簡単・無料で設定できるので、安心してくださいね。
1.2.2 生活防衛資金口座
ふたつめは「生活防衛資金口座」です。
目的:万が一収入が絶たれてしまった場合に、自分や自分の家族が生活していく為のお金を貯めておく口座。
例 :大きな怪我、病気、リストラ、倒産など
口座:住信SBI銀行の目的別口座ー(生活防衛資金口座)
金額:手取り給料の20%程度。(生活費3ヶ月分貯まったらストップ!)
まずは、生活防衛費についてです。これは、万が一収入が絶たれてしまった場合に、自分や自分の家族が生活していく為のお金の事です。
まずは、生活費の3ヶ月分を生活防衛資金口座に貯めるのを目標にしましょう。3ヶ月分の生活費が貯まるまでは、淡々と手取り給料の20%を貯めていきましょう。
生活防衛費はすぐに現金として引き出せる事が大事なので、貯めた3ヶ月分の生活費は取り敢えず現金として管理するのがおすすめです。
1.2.3 中長期資金口座
みっつめは「中長期資金口座」です。
目的:中長期で使う事になるお金を貯めておく口座。
例 :結婚、出産、引越し、住宅購入、教育資金、独立資金。
口座:住信SBI銀行の目的別口座ー(生活防衛資金口座) 会社の財形積立制度など
金額:手取り給料の20%程度。
「生活防衛資金口座」に3ヶ月分の生活費が貯まった後は、引き続き「中長期資金口座」に手取り給料の20%を貯めていきましょう。
結婚や出産や住宅購入など、これから大きなお金が必要になるライフイベントはいくらでも待ってます。
そんな大きなお金は急に準備しようとしても難しいので、毎月一定額を積み立てていくことで、あわてずに対処できる様にしていきましょう。
1.2.4 プール口座
よっつめは「プール口座」です。
目的:1年以内に使うことが予想される、毎月の生活費では足りなくなるような出費を事前に貯めておく口座。
例 :帰省、旅行、家電の買い替え、結婚式のご祝儀、固定資産税
口座:住信SBI銀行の目的別口座ー(プール口座)
金額:必要な額をボーナスから積み立て
毎月貯金をしているはずなのに、何故かお金が貯まらない・・・
そんなタイプの人は、「生活費口座」から貯めたお金を、旅行や家電の買い替えなどに使ってしまっているんじゃないでしょうか?
1年以内に使うけれど、毎月かかるお金でもない。そんなお金は事前にボーナスから取り分けておく事で、毎月コンスタントに貯金が多くなっているのを実感できるはずです。
予想できない出費もあるので、自分の計算した金額に10万円程度の余裕をもたせて、「プール口座」に準備しておきましょう。
1.2.4 投資用口座
最後に「投資用口座」です。
目的:貯めるだけなく、お金を増やす為に使うお金を用意しておく口座。
例 :投資信託、国債、株式、仮想通貨、ソーシャルレンティング
口座:住信SBI銀行の目的別口座ー(投資用口座)
金額:手取り給料の20%程度。
最後だけで貯めるのではなく、増やす為にお金を使う為の口座です。
リスクの取り方は人それぞれなので、自分に合うものであれば何に投資しても良いと思います。
投資なんて怖くて無理!
なんて人も、会社の持株会の制度や最低金利保証がある(乱暴な言い方ですが、基本的に損しない)国債などの、安全な資産への投資に是非チャレンジしてみましょう。
なんて言ったって今は銀行にお金を預けていても、金利は0.001%。1年間、100万円預けようが金利はたった10円です。幼稚園児のお駄賃かよ・・
超安全な投資先として有名な国債でさえ、最低保証金利は0.05%と銀行預金の50倍です。同じ100万円を預けたら金利500円。同じお金でも預ける先を変えるだけで、リスクは殆ど変わらないのに、もらえるお金は違ってきます。
投資用口座のお金を、現金で持っている必要は全くないですよね?その為に近々支払うお金は、他の4つの口座たちで貯めてあるんですから!
管理は楽しつつ、もう少しリスクを取りたい
なんて人は投資信託やソーシャルレンティングに挑戦してのは如何でしょうか?
原本保証はありませんが、利回り3~10%を狙えるものがざらにあります。
自分が行っている投資スタイルがこれですが、投資信託を毎月と積み立てて、ボーナス時や生活費が余った時には、ソーシャルレンティングに投資を行っています。
何が良いって積み立てる投資信託、ソーシャルレンティングの案件を決めたら、株式やFXみたいに市場に張り付いてなくても良いところですね。
忙しいけれど、投資もしてみたいサラリーマンなんかには、こちらの方法をおすすめします。
ソーシャルレンティング初心者におすすめなmaneo(マネオ)で、12万円投資して利回り5%案件を試した感想! - 20代 3日坊主が 色々と
【ソーシャルレンティング】20代でも不労所得は獲得できる!初めての分配金をゲットした話! - 20代 3日坊主が 色々と
もっとハイリスクハイリターンの投資をしたい
なんてのも全然ありでしょう。若いうちは怪我を負っても、リカバリーする時間が大いにあるので、その分リスクを高めて勝負してみるのも良い作戦だと思います。
自分は小心者なんで中々踏み切れないのですが、是非挑戦してみていただきたいです。
2. 20代の平均のモデルケース
月の手取り給与が17.5万円、ボーナスが年2回の計50万円、貯金0からのスタート想定で、20代の為のモデルケースを考えてみましょう。
2.1 生活防衛費を貯めよう
貯金ゼロからのスタートなので、まずは生活費の3ヶ月分を貯める所からスタートです。11.5万円×3ヶ月で46万円を目指します。
人によっては何はともあれ生活防衛費を準備してから、投資にお金を回そうというのもありですよ!
【毎月の積立額】
・生活費 :10.5万円(手取りの60%)
・生活防衛費:3.5万円(手取りの20%)
・中長期資金:0円
・プール金 :旅行10万、帰省10万、家電10万、冠婚葬祭10万、緊急6万の計46万円(ボーナス)
・投資用 :3.5万円(手取りの20%)
毎月手取り20%を生活防衛費に回して、ボーナスを4万円回すことで、1年間で生活防衛費を準備することができました!
1年間での貯金総額は86万円です。もしプール金を予定より使わなかったり、投資で運用利益が出ていれば、年間100万円に届きそうな金額ですね。
20代の平均生活費が13万円なので、少し厳しめの設定ですが、はじめから先取りで使ってもいい金額を設定してから生活すると、以外と生活できる物ですよ!(実体験)
もしどうしても厳しいようであれば、「生活防衛費口座」と「投資用口座」に回す割合を下げて、「生活費口座」に回しましょう。
この時に10%づつ、あるいは15%づつと「生活防衛費口座」と「投資用口座」に回すお金の割合は一定にしておくことが重要です。
仕組みはルール化して、管理が楽になるように運用していくのがポイントですよ!
2.2 「中長期口座」にお金を貯めよう
では、生活防衛費が3ヶ月分貯まった状態で、貯金生活2年目がスタートです。
下の条件は1年目と同様でシミュレーションしていきます。
違いは生活防衛費ではなく、中長期資金にお金を回すようになった所だけですね。
【毎月の積立額】
・生活費 :10.5万円(手取りの60%)
・生活防衛費:0円
・中長期資金:3.5万円(手取りの20%)
・プール金 :旅行10万、帰省10万、家電10万、冠婚葬祭10万、緊急6万の計46万円(ボーナス)
・投資用 :3.5万円(手取りの20%)
今回は余ったボーナスを「投資用口座」に回しましたが、毎月一定額を積み立てていくという基本ルールさえ守れていれば、ボーナスなどを自分の好きな使い方をしても良いと個人的には思っています。
3年目以降も考え方は一緒です!手取りの20%づつを「中長期口座」と「投資口座」に回していくだけです!
まとめ
やろうと少しでも思ったのなら、すぐに始めないと結局やらないのが人間です。
ちゃんと貯金をしたい!お金の管理を楽にしたい!そんな方は是非今回紹介した仕組みを利用して、快適な貯金ライフを送ってくださいね!
1.住信SBIネット銀行口座を開いて、
2.月に一回、手取りから一定の割合で、口座に資金を移動させて、
3.しっかりと貯金がたまる仕組みを作る!
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【補足】住信SBIネット銀行を開設してお金を貰う方法
せっかく銀行口座を開くのであれば、口座を開くついでにお金も貰っておきましょう
!
ポイントサイトのハピタスを経由して、住信SBIネット銀行を開設すると、350ポイント=350円が貰えます。
また、投資用の証券口座も開いていないようであれば、住信SBI銀行との繋がりがあって使いやすい、SBI証券口座を開いておくのがおすすめです。こちらは条件がありますが、4,000ポイント=4,000円が貰えます。
ちなみにSBI証券口座を開く手続きをする際に、同時に住信SBI銀行口座を開設する手続きを一回でできます。
どうせ口座を開くのであれば、SBI銀行口座だけを開設するのと、SBI証券口座と同時に開設する手間は変わらないので、ポイントを多く貰える方で良いんじゃないかな?と個人的には思います。
ポイントを貰う条件は下の2つです。
1.口座を開くときに「SBIハイブリッド預金お申し込みを行う」
2.「SBIハイブリッド預金に5万以上入金する」
SBIハイブリッド預金は、SBI証券と連動してる銀行口座ってだけなので、証券口座にお金を入金しないといけないわけではないですよ。イメージとしては、SBI証券にすぐにお金を回せる(振込も必要ない)普通の銀行口座ってな形です。
ちなみにハピタスのリンクを経由してポイントを獲得すると、筆者にもあなたが獲得したポイントの10%が入ります。(あなたが獲得するポイントが減るわけではないですよ!)
それが嫌でしたら検索から是非ハピタスにたどり着いてくださいね笑
心優しい人は是非、上のリンクから登録してくれれば、ありがたいです!