ルーティン(ルーチン)をご存知でしょうか?ラグビー選手の五郎丸がキックの前に取るポーズが五郎丸ポーズと言われ、にわかに知名度を上げたこの言葉。
段取りの決まっている仕事や作業を指す、ルーティンワークやルーチンワークとはまた別物です。
ルーティンは、決まった動作や行動を行うことで緊張を和らげたり、集中力を向上させる効果があるとされています。
プロスポーツ選手など特別な人しかできないと思われていますが、誰でも簡単に日常生活に取り入れる事ができます!
ルーティンは誰にでも使える!
ルーティンと聞くと、大事な場面で使う物というイメージがありますが、そんなことはありません。毎日行なっている行動、例えばサラリーマンであれば朝デスクに向かい、手帳を広げる。こんな動作もルーティンだと言えます。
ただ、プロスポーツ選手達と違うのは意識的にそのルーティンを行なっているか、意味を持たせて行っているかどうかだけなんです。
ルーティンがなぜ必要?
ルーティンを行うと、目標に向けた行動を起こすキッカケとなってくれます。例えば、仕事を始める際に集中するという目標を立てたとします。ただ、集中する事というのは、抽象的で頭で考えてすぐに実現する事は難しいです。
そこで、集中する前には必ず首を左右に傾けるという具体的なルーティンを行います。頭で考えるのではなく、具体的な行動が集中を促す引き金となってくれます。
集中したい時に首を左右に傾けるルーティンは自分が実際に行なっているものです。体調が良くても悪くても、ルーティンを行うと気合が入って、朝の憂鬱になりがちな時間に集中してスタートダッシュを決める事が出来ているように感じています。
あなたも明日からルーティンを行おう!自分がルーティン化するために意識したこと!
自身の場合、首を左右にふるのは意識的に行うまではただの癖でした。しかし、自分の癖に集中への合図という意味を持たせた事で、ルーティンへと変化させました。この時に意識したのは大きく2点あります。
まず1点目が、なんのためにルーティンを行うのか?という目的を明確にすることです。何事においても言えますが、理由もなくなんとなく行う行動は続かない上に、意味がありません。明確な理由をもって初めてルーティン化をする意味が生まれます。
自分は朝の時間帯、仕事に集中するまでの時間がかかってしまい気付けばお昼前・・・乗ってきたらお昼休みになってしまった!なんて事がしばしばありました。そこで、朝一番から100%集中して効率よく仕事を終わらせるために、毎朝のルーティンを行う事にしました。
2点目はルーティンを毎日おこなうことです。毎日同じ行動を行うことで、いつものコンディションに自分を持っていけるのがルーティンの強みなので、たまに行うだけではルーティンの効果は望めません。
あなたも自分なりのルーティンを作って、いい習慣を生んでみませんか?