無くて七癖なんて言いますが、誰にでも辞められない癖ってありますよね。自分の場合は、爪を噛む癖があります。子供っぽいですし、爪が汚いと相手に悪印象を与えかねないので、辞めたいとは思っている物のついつい噛んでしまいます・・
しかし、何かを始めるよりも何かを辞める方が難しいもの!しっかりと辞められるように、爪を噛む癖を矯正する為の、簡単な方法を4つ集めてみました!
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なぜ爪を噛むのか、その理由と原因とは?
爪を噛むのは自傷行為なんだそうです。大袈裟に言えばリストカットなどと一緒で、自分の体を傷つける事で、自分の心を守っているんだとか。そんなつもりは無いんですけどね。ただ、その他にも爪を噛む理由は色々あるみたいです。
完璧主義だから
2015年にサイエンティフィックアメリカというサイトに発表された研究によると、爪を噛むことで、退屈、不快感、不満を和らげる効果がある事が分かったそうです。
元々は不安感から爪を噛む人が多いと考えられてきたのですが、この新しい研究では不安よりも完璧主義が行動の源泉であるという結論に至っています。
不安だから爪を噛んでいると言われるよりも、多少マシですかね?
Nail Biting May Arise from Perfectionism - Scientific American
落ち着きたいから
赤ん坊が指を吸うのと同じように、口に爪を入れることで、落ちつこうとする心理が働くそうです。確かにイライラした時に爪を噛みがちなので、これは理由としてありえそうです。
情緒不安定だから
自分の思い通りにならない時などにストレスを感じて、そのストレスを発散する為に爪を噛んでいるという説があります。その為、大人が人前で爪を噛む行為は、自制心が足りないからなのかもしれません。
爪を噛む事のデメリット!今すぐやめよう!
病気の元だから
指先には様々な細菌や病原菌、ウイルスなどが存在しています。それを自分から口の中から体内へ運んでいるんですから、病気になりやすいのは間違いないです。
一説には免疫が付くから逆に健康になる!なんて言われてますが、普通に考えれば有害な物を体に入れてるんですから、良い訳ないですよね。
歯にも悪いから
歯周病学の論文が集まるサイトで、爪を噛む事が歯肉を傷つける事が指摘されています。ひどいケースでは、歯が破損したり、顎が傷ついたり、噛み合わせが悪くなったり、歯並びが悪くなる事もあるそうです。
http://www.joponline.org/doi/abs/10.1902/jop.2000.71.6.1029
口臭にも悪いから
歯に悪いだけではなく、口の中に移ってきた細菌のせいで口臭がひどくなりやすい傾向にある事も分かっています。口の中がガタガタで、息も臭いとか、絶対キス出来ないじゃないですかこれ。
http://www.joponline.org/doi/abs/10.1902/jop.2000.71.6.1029
印象が悪いから
爪を噛んでるのって見ていて不快って人も多いですよね。加えてボロボロの爪はみっともないです。自分では何も悪いことをしてないつもりでも、知らない間にあなたの印象が悪くなっているかも知れません。
第一印象からマイナスでのスタートは勘弁して欲しいですよね。
モテないから
美容用品を販売している貝印の調査によれば、女性の60%以上が男性の爪に注目しているそうです!さらに、特に気になるシーンとしてはビジネスシーンとデートの時あげる女性が半数以上いました!思った以上に注目されているんですね、爪。
噛んでいるような爪じゃ、好感度低いこと待った無しです。
女性60%以上が男性の「●」に注目 -特にビジネスやデートの場で見ている! | マイナビニュース
たまに大人で爪を噛んでいる人を見かけるのですが、子供っぽくて正直気持ち悪いです・・自分も周りから同じように見られていると考えると、すぐにでも辞めたいんですが、長年染み付いた癖はなくなってくれません。
これだけデメリットが分かったので、駄目押しで具体的に爪を噛む癖を治す方法を見ていきたいと思います!
爪を噛む癖の治し方!
物理的に爪を噛めなくしてしまう
一番気軽にできる方法としては、噛めなくなる位に爪を短く切ってしまう方法が勧められています。ただ、この癖を持っている者としてどれだけ短くても噛みたい時には噛んでしまうんですよね。結果半ば皮膚まで噛んでしまうことに・・・
軽度な人なら効果があるかも知れませんが、自分には有効な対策となり得なかったです。
口をふさいでしまう
爪がダメなら口を物理的に塞いでしまう対策です。考えられるのは飴やガムですが、職場で常にお菓子が口の中にあるのは、業務に支障をきたしますし、何より印象が悪いですよね。自宅や休日には良いかもしれませんが、結果この案も有効な対策にはなり得ず・・・
代わりになる癖を習慣づける
爪を噛む癖を、他の印象が悪くない癖で置き換えてしまう対策です。おすすめされていたのは、手首に輪ゴムをはめて、爪を噛みそうになったら弾くという対策でした。地味に痛いので、爪を噛む抑止にもなりますしね。
この対策は中々良かったのですが、職場では輪ゴムを弾くパチン!という音が気になってしまいました。
最終的には、爪をかみそうになったら、手首を握る!事を強く意識するようになってからは、爪を噛む回数はだいぶ減らせました。
対策グッズに頼る
世の中探せば 、色んな物が存在しています。あるんですよ、爪を噛む癖を防止する為のグッズが。
利用方法としては、激苦な塗り薬を爪に塗る事によって、爪を噛むたびに苦味が口いっぱいに広がるといったシンプルな仕組みです。
レビューではお子さんに使っている例が多いですが、もちろん大人が使っても問題ありません。「大人だから苦味なんて効果無いよはっはっは!」なんて言ってる人は地獄を見ます。大人でも涙目になるくらい苦いです。
また、塗ってからすぐに乾くので、塗る手間もそれ程感じませんでした。ただ、人によっては苦味にすぐ慣れてしまって効果が出なかったなんて人もいるみたいですね。あくまで爪を噛まなくなるきっかけとして使用するのが良いかもしれませんね。
自分は使用したのは2週間程度で、苦味に慣れる前に卒業し、その後バイターストップに頼らずとも癖の代替でどうにかなってます。
大人になって本気で爪を噛むのをやめたい人、お子さんの爪噛み癖を治してあげたい人にはオススメできる商品です。
まとめ
爪を噛むことの理由とデメリットを検索して、対策グッズを購入して、対策を行ったことで、1ヶ月程度で爪噛み癖を殆どなくす事に成功しました。
今でも時たま噛みそうにはなるのですが、その度に直前で気づいて止める事が出来ているので、完全に癖が抜けるまで後少しといった所でしょうか。
自分の行動と体の一部に恥じる必要がなくなったというのは、精神的にホッとしますね。あなたも爪を噛む癖を治して、綺麗な爪を手に入れてみませんか?