人生の中で一番頑張った経験としてあげられる事も多い受験。幸か不幸か私は一度も受験を経験する事なく社会人となりました。
受験には巷で語られる良い大学、良い会社に入る事よりも、人生を通じて大きな意味があるのでは無いでしょうか?
俺はまだ本気出してないだけ…なんて言わせねぇよ?
受験は自身が本気で物事に取り組んで、どれだけの事が出来るのかを知る良い機会だと思います。
まず、受験では全力で取り組みやすい環境が受験では整っていますよね。学校も親も友達も世間も受験の大切さを切々と語ってきます。
親にハッパをかけられ、友達と競い合い、周りや世間がやる事をこれだけ後押しする行事は、受験以外になかなかないんじゃないでしょうか?
もちろんそこで頑張るかどうかは自分自身の選択ですし、受験をするのが人生にとって良いとは言いません、自分がやりたいと思えば努力しやすい環境だと言えるでしょう。
目標が数値化できるから、課題と対策の取り組み方が学べる
受験では合格判定や点数といった自分の努力が目に見えやすい、目標を立てやすい指標があります。
努力が目に見えるというのはモチベーションを保つ上で重要です。正解がない物と違い取り組むことがある程度決まっているので、あとはやりかやらないかだけ。
受験勉強に限りませんが、全力で物事をやりきった経験を持っている人は、その後も自分が努力することが出来る事を知っているので、自信を持っている人が多いように感じます。
そんな全力なりやすい受験という環境は、人生レベルで大きな意味があるんじゃないかな?
目標に向かって本気で努力することは、受験じゃなくてもやっていきたいですね。
受験は人生で初めての大きな壁かもしれない
人生とは困難の連続で、その困難を乗り越えていくのが人生だ。なんて言われたりします。
若いうちにとても大きくて苦しい壁を乗り越えた!といった成功体験を経験する事が出来たならば、その先の人生でも乗り越えていける算段が高いんじゃないでしょうか?
受験トークができる
大学時代限定の特典かも知れないですが、大学生の多くは受験勉強という共通言語を持っています。
どこぞの塾に通ってた、何月時点ではD判定だったなど、共通点を持っているとは話しやすいですよね。それ俺と一緒だ!なんてなった日には二人の距離感は急接近間違いなし。
口下手な自分は上手く輪に入れずに、苦労したので、少し羨ましかったのを今でも覚えています。
まとめ
一概に受験は苦しいだけの、勉学だけで人を判断するシステム。なんてことはないんじゃないと思います。
成功体験を若いうちに得るチャンスで、 周りの後押しもある環境はなかなか恵まれてると思うのですが、受験を経験した人からすると美化しすぎな感想でしょうか?
関連リンク