突然ですが、自分の時給って意外と分からないですよね?
サラリーマンって月収や年収でお金の事を考えがちですが、副業に力を入れたいなぁとか、転職のことを考えると時給の方が何かと比較しやすいんですよね。
というわけで時給を忙しい人の為にざっくり、ちゃんと知りたい人の為にしっかりと計算してみました。
実際時給計算してみる
年収を時給計算する時には、残業時間帯だと時給が1.25倍になってることを加味するか、手当系は含むか等で計算はかなり違ってくる。
ざっくりと計算してみる
ざっくり計算したいだけなら、自分の年収を2,000で割ってみるのが一番わかりやすい。
カレンダー通りに週末と祝日が休みであれば120日程度、そこに有給休暇20日程度を加えて、140日程度がお休みとなるので、年間の労働日数は大体220日くらい。
毎日9-17.5時(休憩1時間)の7.5時間、残業が平均20時間くらいと仮定すると毎月7.5h×20日+20h=170h。年間だと170h×12ヶ月=2,040hくらいだと考えられるよね。
去年の年収が約300万円くらいだったから、
300万円÷2,000h=1,500円
マイナビの調査だとサラリーマンの時給平均は1,486円だから、時給で考えると意外と割の良い会社に勤めて居るのかも知れない?給料低い低いと先輩たちが嘆いて居るので、この結果にはびっくりしてだけれども。。。
あくまでざっくりなので、今度はしっかりと計算してみて現実と向き合うことにする。
サラリーマンの給料、時給換算するとなんと平均「1486円」→半数以上が「割に合わない」 | 新卒内定・仕事 | 仕事全般 | フレッシャーズ マイナビ 学生の窓口
ちなみに他の調査だと2,500円程度が平均だって調査もあるみたいですね。1,000円って振れ幅デカスギィ。
サラリーマンの平均時給「2405円」は高いか安いか | ニッポンの給料 | 神田靖美 | 毎日新聞「経済プレミア」
2.ちゃんと計算してみる
さっくり計算では、残業時間帯時給(1.25倍)や、各種手当のことを考えずに計算してみた例なので、今度はしっかり自分の時給を計算してみる。いろんな方法が紹介されて居るが、今回は東洋経済さんで紹介されていた方法で計算してみるとしよう。
時間単価=毎月支払われる賃金÷月平均所定労働時間
この時に気をつけないと駄目なのが、月給=毎月支払われる賃金ではないってところ。法律的には住宅手当や通勤手当は毎月支払われる賃金じゃないらしい。
個人的には会社の手当系も、どんな会社にいるかっていう自身の努力で変わってくるから、毎月支払われる賃金として計算に入れても良いと思うんだけどね。
意外と知らない「自分の時給」はこう計算せよ | 家計・貯金 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
IT系3年目の青汁さんのケース
・月給24万円(基本給12万円、職能給12万、通勤手当・住宅補助等はなし)
・月平均所定労働時間は150時間
・1カ月の残業時間は17時間
【時間単価】24万円(基本給+職能給)÷150時間=1,600円
【残業単価】1,600円×1.25=2,000円
【残業代】2000円×17時間=3万4000円
時給1,600円と考えると、学生時代よりは時給が良さげです。ざっくり計算とは100円の差が出てしまいましたが、大まかにレンジを知りたいだけなら、ざっくり計算でも良さそうですね。
まとめ
時給を知ることで、自分の働き方や身の振りを決める上での判断軸になってくれますよ。自分に限った話で言えば、時給が低くても今の仕事内容ならしょうがないかな・・・とか。。。
次の給料日には、給料を時給計算してみるのは如何でしょうか?